どうしても若いときのイメージで打っちゃうから、力ばっかり入っちゃうんですよ。球の高さもだんだん上がらなくなってくるし。ショートアイアンからロングアイアンまで長さも違うし、アドレスでボールの位置も含めてスイングが微妙に変わって、ロングアイアンが良い時はショートアイアンがダメとか・・・。ワンレングスアイアンは長さが全部一緒なので、アドレスのボールの位置・感覚、全部同じように打てる。こんな簡単なことはないですよね。
鹿又 芳典さん
ゴルフダイジェスト等、雑誌でクラブコーディネーターとして活躍中。その年間試打本数2000本以上にも及ぶ。自ら競技ゴルファーであり、現在も悪戦苦闘中。男子・女子プロ、ツアープロとも交流が深い。
※年齢は取材当時のものです
これください!(笑)。180ヤードを6番で打てたらラクですよ。
今まで・・・なんでこれ使ってなかったんだろう(笑)
68歳の球じゃないね!普通だとクリーク(5W)だよあれ。
もらって帰ろうかな(笑)
180ヤードですから、普段は4番ですかねぇ。でもこれ6番!?
ビックリ!8番だっていうイメージで打っているので打ちやすい。
え???!?普段6Iだったら絶対届きません。
まず選択しない(笑)
ピッチングですよねこれ、さっきと同じ振りで良いんですか!?
ピンハイですよ!恐るべしですこれは(笑)
スイングを変えないで良い、何も考えないで無心で打てる。
届きました!ちょっと大きいくらいです(笑)
普通にワンスイングで打っただけです。
130ヤードをPWは、もう飛ばし屋ですよ!グングン伸びるね。
今まで本当にね、何やってたんだろう(笑)
68歳でも130yをPWでグリーンオン!
バーディーチャンスじゃん!
通常だとユーティリティの4番を使うんですよ。
8番でいきますか!?どうしたこれ?すごい!!
7番でいっちゃいましたよ!
うあぁ、まいったなぁ?(笑)
すごいなぁ~これ、もうビックリだよね!
なんだか20歳くらい若返ったみたいだよ(笑)
このワンレングスアイアンを使ったら、ゴルフスタイルを変えられる。同じスタンスの幅で同じボールの位置で、全部の番手が構えられるワンレングスアイアンは、番手の苦手意識っていうのがないし、ミート率が良くなって番手ごとの距離のバラつきがなくなるので、グリーンを捉える確率が高くなる。最低5ストローク、へたしたら10ストロークぐらい変わる。
金谷 多一郎プロ
日本大学ゴルフ部で主将を務めた後、84年にプロ入り、87年伊香保国際オープン優勝。現在は、トーナメント解説からレッスンまで、テレビ雑誌を中心に活躍。新旧のゴルフクラブにも造詣が深く、わかりやすい解説、スウィング理論が人気を博している。